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[5262-永寿総合病院関連](2020/06/09(Tue.) )

先ず、今日の投稿にあたり、永寿総合病院の現場で自らの命を危険にさらし、昼夜もなく働き続けた医療従事者の皆様に感謝の意を。ありがとうございました。そんな中、今日の本会議における区長答弁を聞いて。私はドラマ『踊る大捜査線・青島刑事』の『事件は会議室で起きてんじゃない。現場で起きてるんだ。』というセリフを思い出した。
7日日曜の読売新聞は一面から永寿特集のような報道。クラスター感染で43名の死者を出した当病院について、私が過日の保健福祉委員会で『永寿総合病院の情報公開不足』を指摘したが。今日の本会議の区長答弁で『個人情報&公衆衛生』の両面を考慮して情報公開に留意した旨の発言があった。しかし足立区など他区におけるコロナ感染に関する情報公開においては個人名は伏せるものの『感染者の年齢・性別・人数』をはっきりと公開しているわけで。台東区行政と永寿総合病院などがメンバーになって立ち上げた『新型コロナ感染症対策会議』によって、区民に知らすべき情報と知らすべきでない情報が協議会判断で選別された可能性があると私は感じた。
台東区行政の判断は永寿総合病院のクラスター感染の詳細を知りたいと心配していた区民の思いに応えていたのか?
次回委員会で再度追求するが、今後は区が支援する永寿総合病院の運営・財政状況について広く情報交換・情報公開を求め、より強く連携支援できるように永寿総合病院に働きかけて頂きたい。そして必要がある場合には、可及的に速やかに中核病院である永寿総合病院を支援できる体制を台東区で確立すると共に、国や都にも感染症対策として当該病院の必要性を強く訴えて助成・支援を求めていく姿勢も示して頂きたい。それが何よりの『区民益』であり、地域の中核病院である永寿総合病院を守る唯一の道だ。

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