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[5237-平和のための戦争?](2019/02/25(Mon.) )
今年もイギリスのNGO団体で働く友人Mが一時帰国しました。
彼女は難民キャンプのあるシリア国境付近のトルコで働き、先のクーデター騒動にも遭遇。
久々に二人で食事をした際、「堀越君もユネスコ会議に来てたの?」とトボケタ問いを。(笑)
彼女の真っ黒に日焼けした顔をマジマジとみながら、「昔は白い肌の美人だったのに」と私が言うと、
「それはセクハラですよ、議員殿」と笑いながら返してきました。本当、変わってないなあ。(笑)
”アラブの春”が北アフリカから中東へと広がった頃、
無知な私は中東地域にも民主的で平和な時代が到来するのだと思っていましたが。
政府への大規模な抗議デモが繰り返されたシリアでは、2011年3月、
政府軍と反政府勢力との衝突で最初の犠牲者が出たことをきっかけに双方の対立が激化し。
ついには、今のような紛争となってしまったのでした。
彼女の弁は昨年と同様、「内戦が収束に向かってもシリアは更に地獄と化している」と言っていたし、
更に「力が均衡する敵がいないと”人間”はどんどん残酷になる」とも嘆いていました。
そんな彼女の話を聞いていると、残酷になる”人間”には、当事国であるシリアばかりでなく。
平和維持と称して、彼らに武器を与えて内紛を煽り、イスラムの村社会を崩壊させた大国もあると知ります。
西側と協調する日本のマスコミでは決して流されませんが、残虐な者によって多くの子供達も殺されていると。
「平和のための戦争」「日米同盟の堅持」と叫ぶ安倍総理、それはそれで大義だと思いますが。
アメリカが世界で犯した罪について精査することもなく、ただ追従だけを繰り返すのは宰相として愚行の極み。
一昨年の「防衛装備移転三原則」によって、軍事産業に立ち入った日本の変節をどれほどの国民が認知しているのか。
"The promised land" is famous in Christian, Jew, and Islamite.
However,it is not famous in Japan by which the buddhist and the god believer occupy many.
Even if it is so, the concept "The promised land" shakes person's mind.
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