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[5233-予算特別委員会 民生費・衛生費](2019/02/20(Wed.) )
予算審議3日目。
今日は民生費と衛生費。
先ず前段として、民生費(みんせいひ)とは、地方自治体の歳出において福祉などに支出される費用。
また衛生費とは健康増進、疾病予防、環境保全、清掃、などにかかる経費を総称する用語。
毎年のように議題にあがる話ですが、民生費では障害児・者の見守りレスパイト事業について、
障害者デイサービス等の支援を受けるためには施設への移動が必要であるが、
移動することなく自宅で見守り支援を受けられ、家族の一時的な休息が図れるよう、
医療的ケアを必要としない障害児・者に対しても見守りレスパイト事業を行うべきではないかとの要望があったり。
高齢者の孤立死や虐待を減らす対策について、ひとり暮らしの高齢者の孤立を防ぎ、
地域コミュニティや福祉・介護につなげるために孤立死の実態を把握すべきではないかなどの話がありました。
また衛生費では、妊婦歯科健康診査について、妊婦への切れ目ない支援策や食品ロスのことが話題に。
そんな中、食品ロスについて、私の所見を・・・
最近、「食品ロス」を減らそうという動きが広がっているのはまで改めて説明するまでもありませんが。
国会でも超党派の議員連盟が、削減法案の骨子をまとめた。国民がそれぞれの立場で参加する
「国民運動」と定義し、今の通常国会に法案提出する動きがあります。ご存じでしょうか?
法案骨子は、関係閣僚や有識者でつくる「食品ロス削減推進会議」を内閣府に新設すると明記。
政府は基本方針、自治体は具体的な推進計画を作成し、貧困などで食べ物に困っている人らに
食品を提供する「フードバンク活動」を支援するといった内容です。
日本は有数の「食品ロス大国」ともいわれる。推計では、年間の食品ロスの量は約646万トン。
(2015年度)。
飢餓の解消に向けた世界全体の食料援助量約320万トンの約2倍に当たります。
一方で食料自給率は先進国最低水準にあり、大量の食料を輸入に頼っているのです。
問われているのは、そんな社会の在り方です。
今後、台東区議会でも引き続き論議していく所存ですが。
皆様のご家庭でも、是非、「食品ロス」について話し合ってください。
そして、ご意見をお寄せください。
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